2019年度 日本文化人類学会研究大会

研究室の教員、大学院生が多く所属する日本文化人類学会の第53回研究大会が、6月1日(土)・2日(日)に東北大学で開催されました。教員の発表もありましたが、修士課程の杉山仁木が発表したことは特筆されます。今後も研究室のメンバーが、様々な場で研究成果を自信をもって公表していくことが期待されます。

震災から8年経ち、研究大会自体は初夏の朗らかな陽気の中、成功裏に終わったと感じられます。ただ、この記事の筆者小谷は大会参加もほどほどに海岸沿いを歩き回っていたのですが、防潮堤の建設がまだまだ盛んであり、災害による社会変容、環境変容が継続中であることが見て取れました。
塩釜の朝市では、旬のホヤを賞味することができました。とにかく旬のホヤは最高に美味しいのですが、原発事故後の輸出規制という問題に巻き込まれていることから、東北の復興についても考えさせられる食材でありました。別に研究大会という機会が無くても、またホヤを味わいに東北を訪れたいものであります。