授業一覧

※2022年度開講科目

授業内容

文化人類学基礎(1年次必修)

概要:文化人類学の基礎的な概説。文化人類学講座の教員全員が順に担当し、文化人類学の研究領域、文化概念、研究方法などに関する講義を行う。

担当講師:小谷真吾、高橋絵里香

開講区分:(4-5ターム)火曜5限

 

文化人類学調査概説a,b(2年次必修)

概要:フィールド調査の方法としての特性を概念的に説明することから始め、手紙の書き方からインフォーマントチェックに至るまでのフィールドワークの実践的進め方を示していく。後期授業では、フィールド調査の方法としての特性を理解し、文化人類学的調査理論の基礎を身につけることを目的とする。

担当講師:小谷真吾、高橋絵里香

教科書・参考書:小田博志『エスノグラフィー入門』(春秋社、2010年)菅原和孝『フィールドワークへの挑戦』(世界思想社、2006年)日本文化人類学会監修『フィールドワーカーズ・ハンドブック』(世界思想社、2011年)

開講区分:(1-2ターム)火曜3限、(4-5ターム)火曜3限

(↓文化人類学調査概説 授業で、千葉大学文化人水学研究室のホームページの更新作業に当たる様子)

 

文化人類学研究法a,b(2年次必修)

概要:文献講読を通じて、古典的な人類学理論や基本的な用語を学び、人類学の基礎知識の獲得や文献の探索、論文執筆の方法といったアカデミック・スキルの訓練をも行う。後期授業では、近年の国内外の混沌とした情勢を視野に、1個人、若者、大学生、地域住民、国民、グローバルな世界を生きる者などの立場から、現代的問題の理解を深める内容を取り上げる。

担当講師:高橋絵里香、渡辺浩平

教科書・参考書:合田濤編『現代社会人類学』(弘文堂、1989年)岸上伸啓編著『はじめて学ぶ文化人類学』(ミネルヴァ書房、2018年)M.J.アドラー、C.V.ドーレン著『本を読む本』外山滋比古、槇未知子訳(講談社学術文庫、1997年)

開講区分:(1-2ターム)火曜2限、(4-5ターム)月曜4限

 

文化人類学概説A

概要:文化人類学の古典的業績およびその関連文献を講読し、文化人類学の面白さや深さを体感する。

担当講師:吉村竜

教科書・参考書:B.マリノフスキ『西太平洋の遠洋航海者:メラネシアのニューギニア諸島における、住民たちの事業と冒険の報告』増田義郎訳(講談社学術文庫、2010年)M.モース『贈与論 他二篇』森山工訳(岩波書店、2014年)

開講区分:(4-5ターム)月曜3限

 

文化人類学演習a,b(3年次必修)

概要:文化人類学専攻3年次学生を対象に、卒業論文のための研究計画作成を指導する。これまでの講義および演習で学んだ視点と知見を生かし、現代の多様な現象に対して文化人類学的な考察を行うための研究計画を立てる。

担当講師:小谷真吾、渡辺浩平

開講区分:(1-2ターム)月曜4限、(4-5ターム)木曜2限

 

 

文化人類学調査実習a,b,c,d(3年次必修)

概要:担当教員の指導を受けながら、フィールドワークの計画、実施プロセスを学生自身が体験する。その上で、夏季休暇期間を中心にフィールドワークを実施する。
後期授業では、担当教員の指導を受けながら、文化人類学調査実習a,bで行ったフィールドワークのデータを整理し、民族誌的記述を行い、調査報告書を作成する。

担当講師:高橋絵里香

開講区分:(1-2ターム)水曜3-4限、(4-5ターム)水曜3-4限

 

(↓文化人類学研究法aの授業風景)

医療人類学B

概要:2000年代の鳥インフルエンザ流行を題材とした民族誌を読み込んでいくことで、現在の世界を再帰的に捉え直していくことを目的とする。まずはケックの『流感世界』を輪読したうえで、2020年に人類学者たちが新型肺炎の感染拡大にともない、リアルタイムで執筆した論考(『現代思想』に収録)を読んでいく。

担当講師:高橋絵里香

教科書・参考書:F.ケック『流感世界:パンデミックは神話か? 』小林徹訳(水声社、2017年)『現代思想 』5月号(2020年)『現代思想 』8月号(2020年)『現代思想 』11月号(2020年)D.ジニス『ジカ熱』奥田若菜、田口陽子訳(水声社、2019年)

開講区分:(4-5ターム)水曜2限

 

生態人類学A

概要:日本における調査、研究を題材に講義を展開する。生業の多様性、環境問題、人口問題などの問題に関心をもつ学生を歓迎する。

担当講師:小谷真吾

教科書・参考書:秋道智弥、市川光雄、大塚柳太郎編『生態人類学を学ぶ人のために』( 世界思想社、1995年)E. F. Moran, Human Adaptability: An Introduction to Ecological Anthropology (Westview Press, 2000)

開講区分:(1-2ターム)金曜2限

 

生物人類学演習A

概要:人類学は、大きく文化人類学と自然人類学に分かれている。文化人類学を深く理解していくためには、もう一方の自然人類学の知識も不可欠である。本講義では、自然人類学の主な方法論について実践的に演習を行なっていく。具体的には、実際に狩猟採集活動に従事してもらい、その過程を記録することにより、労働生産性などを算出していく。

担当講師:小谷真吾

文献:大塚柳太郎他『人類生態学』(東京大学出版会、2002年)

開講区分:(4-5ターム)金曜2限

 

 

民族誌B

概要:「公共」という具体的な個々人の顔や生を匿名化した上で成り立つ視点に異議申し立てをおこなう「ストリート人類学」を主題に、様々な地域や関心領域のもと記述された論集を輪読しながら、個々人の生をいかに創造的に記述することができるか、検討していく。

担当講師:高橋絵里香

開講区分:(1-2ターム)水曜2限

 

 

芸能人類学

概要:「東西」のオーラル・トラディション(口づての伝承)を焦点として、広義の芸能をめぐる問題系と多様性について学ぶ。 授業科目のタイトルにある「芸能」は、西欧では芸能映画・演劇・舞踊・軽音楽などのを含めた performing arts と訳されることが多く、アジアでの一般的なイメージとはやや異なっている。そもそも performing arts の起源は古代ギリシャの演劇に遡る説がある一方で、芸能は古くは学問や技芸などを指していた。こうした経緯を踏まえると、各地の芸能の異同が想像できるのではないだろうか。 これを踏まえて、「東西」芸能の比較という視点を持ちつつ、いずれにも共通するオーラル・トラディションの議論を土台として、芸能と人類学についての理解を深める。授業の序盤は理論編として、アメリカを中心とする議論(叙事詩・民謡・メディアの研究等)について、授業の中盤は実践編として、東アジアを中心とする芸能の実践(韓国芸能の歴史・コミュニティ・実技等)について検討する。終盤では応用編として、これまでの以上を発展させながら、各地のオーラル・トラディションをテーマとしたプレゼンテーションを実施する

担当講師:田中理恵子

開講区分:(4-5ターム)水曜5限

 

地域文化論A

概要:東アフリカ、特にケニアの近現代史を辿った上で、アフリカ社会の今日的問題について学ぶ。主に東アフリカの諸事例を基に、グローバル化する現代社会が直面する諸問題を、地域社会のコンテクストの中で捉える方法を考える。

担当講師:岡本圭史

開講区分:(4-5ターム)金曜 3限

 

文化変容論A

概要:「民族」や「伝統」に関する文化人類学の基礎的概念や議論を紹介し、ミャンマーをはじめ東南アジア大陸部の少数民族の事例を、文化人類学的に分析・考察する。そして、「民族」という存在が個別の歴史・社会状況のなかで「立ち現れる」動態的なものであることを学ぶ。

担当講師:生駒美樹

開講区分:後期集中

 

 

人文科学専門英語

概要:This course will discuss world cultures. Students will read short articles each week. The articles will be from ethnographies. Ethnographies are in depth accounts of a society. Students will conduct field projects and learn about culture. Class activities will include pair work, group discussion, group activities, some lecture, films, individual and group projects, and other interactive activities. Because anthropology is a broad field, after the first few classes, students can select topics for a few classes. Students can choose their project topic. Homework for each class will be a reading assignment and to write a reflective journal discussing what you have learned and evaluating the reading and class activities. Class time will mostly be student interaction and some teacher lecture.

担当講師:Wickens

開講区分:後期集中

 

卒業論文特別演習(4年次必修)

概要:卒業論文執筆のための指導を行う。

担当講師:小谷真吾、高橋絵里香

開講区分:通年