特徴

比較的モダンな題材も研究対象としていること

文化人類学が初期に目を向けていた、いわゆる「第三世界」にとどまらず、現代日本や欧米も対象とし、医療・福祉やジェンダーを研究する教員が在籍することから、幅広い対象について研究しやすい場であると言えます。
また千葉県には、大都市から農村・漁村、更に外国人コミュニティまで様々な社会が存在するため、多様な人々の生活を身近に感じられる環境にも恵まれています。

教員の経歴が多様であること

学部生の時から文化人類学研究の方向に進んでいった高橋准教授の他に、一度会社員を経験してから文化人類学に興味を持ち研究者を志した鈴木教授、大学時代理学部で学ぶ中で人類学を目指すようになった小谷教授と、多様な経歴を持った教員がいることで、多角的に文化人類学という学問に向き合うことができます。

教員との関係性を結ぶための環境に恵まれていること

行動科学コースの中には、文化人類学専修の他に4つの専修があります。そのため、心理学や認知情報科学を研究する教員から自然科学的知見を得たり、社会学や哲学の教員からより社会学的・文化学的な考え方を学ぶことができます。
また教員が3人、学部生がおよそ30人という小規模の専修であるため、学生と教員、また教員と教員の間で意思疎通が取りやすく、より親密な関係を作りやすくなっています。

在学生の特徴

千葉大学文化人類学専修は、東北や関東出身の学生がが多く見られます。これは千葉大学の学生全体の傾向と一致します。関西圏出身者は少ないのですが、中国四国、九州地方出身者はそれほど少なくありません。また文化人類学専修の特徴的な傾向として、多様な文化を扱うため留学生が多い事が挙げられます。そして大学の交換留学制度でスウェーデンやインドネシアに留学したり、千葉大学のskipwiseプログラムでタイに短期留学をしたりと海外への興味が強い学生が多くみられます。

また興味を持つ分野が特徴的な学生も多くいます。 例えばタイの少数民族の村で2週間公民館作りをしたり、スリランカで道路の補修や井戸掘りをしたり、さらにはバックパックひとつで1年間にわたり外国を旅して歩くような非常に行動力の高い学生も例年在籍しています。

 

(↓文化人類学の授業で使われる教室の様子)